月明かり照らす君の顔 好く、見えるよ 僕の愛撫に 反応する表情 絡まる息は 窓を曇らす 雨音に交わる声は 僕の耳を擽る 口遊ぶ其れは 激しみを産む 熱くなる皮膚は 止められない 其れ等は全て愛の 戯れ 過ぎる時間は 僕らを深く夢の世に 沈め逝くばかり 此の手で君の全部を 壊してしまいたい 雨夜の向こうの月までと 君を連れてイこうか