青色の空を塗り替えたのは貴方で 青色の海を塗り替えたのは貴女で 更地を大地と言ったのは私で 中身の無い小鳥を籠に詰めて 魚の鰓から酸素を入れて 小さな声で囁く様に笑う 簡素なグラスに注ぐ赤ワインは 元世の神のモノだとか 変わり果てたなんて、私達は思わない 満たされたグラスを掲げて 声も無く叫ぶ 「 The end 」