十字を切る手に 銀の刃を抱いて 架かる罪は晒し上げる 交差する視線は低温度 狂い尽くせ許しを乞え 全ては御高覧頂ける 何処か遠くで 何処の誰かが 私は知らない 懺悔は最後に聞いて挙げる 私は無宗教 幾度の涙を刻み尽くせ 裁きは幾も後に堕ちて暮る 終わり等は何れ訪われる