失った筈の君が帰ってきた 僕は、驚いた そして 嬉しかった。 「おかえり」 再び、失わぬ様に そっと、優しく 声を掛ける。 僕は、幸せだった。 君が、傍に居る。 変わらぬ美しさ 白い肌 温もりは、無くなっていたけれど。 僕は、幸せだった。