子供の泣き声が頭の中で
轟き続ける
痛みと悼みが
脳と心を絞めつける
闇の潭で澱み抱く
悔ゆ過去
俺の声
遜色した青息
例えば神様が居たとして
此の存在は
罪か過ちか
冷たくなる指先で
心臓の動きを確かめる
例えば神様が居たとして
此の存在は
罪か過ちなら
怖じる鼓動と罪悪の声
澱み抱く俺の意識
例えば神様が居たとして
例えば神様が
裁かれたとしたら
←
index